宮崎県の中央部、国富町は約150haの孟宗竹林があり、
県内でも有数の産地です。

　近年、孟宗竹の使用が激減し、竹林が荒れ放題になってきました。
そこで孟宗竹を炭化、製品化することを考え、
農業生産法人竹炭の里を設立し、平成８年特殊な本格土窯を２基作り
焼きはじめ製品化し販売実績を作り、平成１０年度の国の
特用林産振興対事業を取り入れ、本格土窯３基、作業所、
トラックスケール、クラッシャー、振動振い機、蒸留精製機等を
設備し、地元の孟宗竹を買取り、竹林の整備に取り組んでいます。

　農業生産法人「竹炭の里」では、経験豊かな職人が
特殊な本格土窯で約２０日をかけ、天然の木・古竹のみを燃料にし
９００℃〜１０００℃という高温で良質の竹炭を焼いています。
竹炭は１ｇ当り７００平方メートルの孔面積をもち
（木炭の場合は２００〜３００平方メートル）木炭の約２.５倍の
効果が見込まれます

　また、竹炭を焼く工程で生まれてくる煙りには竹本来の素晴らしい
効用をもたらすエキスが含まれています。それを丹念に採取、
精製したものが竹酢液です。その主要成分は酢酸で、その他にも
フェノール、ポリフェノールなどを中心とした１００種類以上の
分解生成物が含まれています。この成分が複合的に作用し、
細菌やカビに対する消毒、殺菌及び消炎効果は実に
木酢液の約２８倍〜４０倍もあることが分かっています。
　しかも、環境を汚染しない、自然と共存できる有益な
機能を数多く持つ製品として多岐な分野に期待が持てます。

http://www.takesuminosato.co.jp
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